お知らせ

アスリートケアについて

アスリートケアについて

一般社団法人アスリートケア(旧アスリートケア研究会)
代表 小柳磨毅(大阪電気通信大学医療福祉工学部)

 組織:本会の前身は1995年にスポーツ傷害の治療と予防に関心をもつ20名程の理学療法士によって「スポーツ傷害理学療法研究会」として設立され、その後「アスリートケア研究会」に発展し、会員数も600名を越えて17年を経過しました。そして2011年にこれまでの任意団体を一旦解散し、「一般社団法人アスリートケア」として再出発することとなりました。スポーツ傷害の治療と予防、これより波及する知識や技術を共有する会員を全国的に募り、活動の輪を広げてゆきたいと考えます。新しい理事にも加わっていただき、事業の公益性を高めて社会貢献を果たし、信頼を得られる法人組織としての成熟を目指します。一昨年より事務局を大阪保健医療大学に移転し、専従事務員(非常勤)も配置して管理業務の効率化を図っています。

 事業:理学療法士が学校クラブ活動や地域スポーツの現場へ定期的に出向き、スポーツ傷害に関する相談と指導(縦断的地域支援)を実施することにより、客観的な介入効果を示す取り組みも出てきています。さらに多くのスポーツ傷害の予防と安全な競技復帰、競技力向上などの成果を示し、この分野での理学療法士の認知度を高め、職域拡大にもつなげたいと考えています。競技大会の支援は甲子園大会をはじめとする全国大会から、その活動範囲を地方大会や様々なスポーツ種目にも広げていく予定です。いずれの支援も”for the athlete”の精神に基づき、質の高いサービスを提供出来るよう、医療機関やスポーツ現場での研修制度を充実させていきます。

 最新の知識と技術についての情報発信は、引き続き組織の中核事業に位置づけています。既刊の「ストレッチング」に続き、本年にはアスリートケアマニュアルの続刊として「テーピング」を発刊しました。また日本高校野球連盟と朝日新聞社が全国の加盟校(およそ4,700校)と様々なスポーツ団体に配布されたDVD「ピッチスマートⅢ」の作成にも協力しました。さらにこれと前後して少年野球の傷害予防を念頭においた「投球障害:肩・肘の障害予防」(ジャパンライム社)のDVDも発刊しています。会誌(Beside athlete)は2010年より電子媒体による配信を開始しており、ますます情報発信の質を高めていく所存です。今後も積極的に研修会やワークショップなどの知識や技術の交流と研究助成を行い、インターネット配信やテレビ電話システムによる遠隔会議などを取り入れ、地域による利益享受の格差を是正していきたいと考えています。

 法人組織として設立目的の達成に向け、これまで以上に一致団結して努力していく所存です。みなさまのますますのご協力をお願い申し上げます。