スポーツ医科学に関する知識と情報の共有のため、講習会(年2回)と研修会(年1回)を開催しています。
講習会と研修会の目的
スポーツ損傷の予防を含め、スポーツ選手に対して健康支援を行うためには、様々な知識が必要となります。スポーツの種類は数多く、それぞれの競技特性や損傷の特徴を理解し、安全に競技復帰に導かなければいけません。
また、スポーツ現場で想定されるアクシデントに対しても、適切に処置を行う必要があります。あらゆる場面を想定して適切な対応ができるよう、最新の知識や有用な情報の共有を目的に講習会と研修会を開催しています。
講習会と研修会の内容
これまで、経験豊富な医師や理学療法士、トレーナーなど、様々なフィールドで活躍されている方々を講師に迎えてきました。これにより、スポーツ医科学に関する基礎的知識や、スポーツ現場や臨床で必要となる実践的な知識を提供しています。また、スポーツ選手に対する支援においてもエビデンスが必要不可欠であるため、研究や調査から得られた最新の知見を提供しています。
講習会と研修会の情報は、ホームページやメールマガジン、LINEで案内しています。
講習会と研修会の開催
講習会は年に2回、研修会は年に1回開催しています。
対面での開催だけでなくWebで開催する場合もあります。詳細はホームページやメールマガジン、LINE等をご確認ください。
これまでの講習会と研修会
講習会
2022年
第1回講習会
『スポーツ理学療法の実践』
(一般社団法人アスリートケア、日本シグマックス株式会社、インターリハ株式会社の3団体共催による講習会)
『スポーツ損傷膝に対するスリングセラピーの実践』
境 隆弘 先生(大阪保健医療大学 保健医療学部リハビリテーション学科 教授)
構井 健二 先生(行岡病院 リハビリテーション部)
『ACL再建術後の膝前方痛に対する体外衝撃波治療の実践』
木村 佳記 先生(大阪大学医学部附属病院 リハビリテーション部)
『加速度センサーを用いた運動機能評価の実践』
松尾 高行 先生(大阪行岡医療大学 医療学部理学療法学科 教授)
向上 大規 先生(行岡病院 リハビリテーション部)
『教育/臨床現場でのポケットエコーの実践』
成 俊弼 先生(大阪電気通信大学 医療健康科学部理学療法学科 講師)
森下 聖 先生(大阪電気通信大学 医療健康科学部理学療法学科 講師)
第2回講習会
『スポーツ現場における正しいアイシングの理論と実際について』
『運動後アイシングの短期的及び長期的な影響について』
山根 基 先生(愛知みずほ大学 人間科学部心身健康科学科 教授)
『RICE処置の再考、コンディショニングとしてのアイシング』
笠原 政志 先生(国際武道大学 体育学部,大学院武道・スポーツ研究科 教授)
2021年
第1回講習会
『ジャンプ着地動作とスポーツ損傷』
杉山 恭二 先生(大阪府立大学 地域保健学域総合リハビリテーション学類 助教)
『足関節の障害予防について』
澳 昂佑 先生(川崎医療福祉大学 リハビリテーション学部 理学療法学科 助教)
『ACL不全膝に向けて開発したElastomeric Knee Braceの制動効果 -モデル膝を用いた力学的検証-』(会員報告)
成 俊弼 先生(大阪電気通信大学 医療福祉工学部理学療法学科 特任講師)
『前十字靭帯損傷の予防に向けたElastomeric Strapの開発』(会員報告)
三浦 大祐 先生(とよかわ整形外科リハビリクリニック)
第2回講習会
『投球障害の予防を目指して』
松井 知之 先生(洛和会京都スポーツ医科学研究所)
『アスリートケア縦断的支援活動報告』
久田 信壱 先生(一般財団法人競馬共助会 栗東診療所)
秦 大介 先生(社会福祉法人 京都社会事業財団 ライフ・イン京都)
2020年
(2020年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け1回のみ)
『ACL再建術後の膝機能評価』
小柳 磨毅 先生(大阪電気通信大学 医療健康科学部 理学療法学科 教授)
『ACL再建膝に対するLeaf spring exerciseの安全性』(会員報告)
高山 弘幹 先生(行岡病院 リハビリテーション科)
『前十字靭帯再建術後症例 -超音波エコーを用いた評価の経験-』(研修生報告)
延川 祥大 先生(行岡病院リハビリテーション科)
2019年
第1回講習会
『股関節機能の作り方』
建内 宏重 先生(京都大学大学院 医学研究科 人間健康科学系専攻 予防理学療法学講座 特定准教授)
『スポーツ関連文献の読み方まとめ方』
神谷 訓康 先生(大阪医科大学 医学部 衛生学・公衆衛生学教室 講師)
『投球障害の症例報告』(研修生報告)
小林 陣大 先生(行岡病院 リハビリテーション科)
「2019年 第1回アスリートケア講習会」報告 | アスリートケア (athlete-care.jp)
第2回講習会
『二関節筋の機能に着目した跳躍・着地動作』
藤川 智彦 先生(大阪電気通信大学大学院 医療福祉工学研究科 教授)
『伸長−短縮サイクル運動の原理とトレーニング』
下河内 洋平 先生(大阪体育大学大学院 スポーツ科学研究科 教授)
『ACL再建術後におけるジャンプ動作』
中畑 温貴 先生(行岡病院 リハビリテーション科)
『スポーツ現場での理学療法士の役割 -パラリンピック水泳競技を通して-』
島 樹 先生(西大阪訪問看護ステーション サテライト大正 所長)
「2019年 第2回アスリートケア講習会」報告 | アスリートケア (athlete-care.jp)
2018年
第1回講習会
『プレッシャーとスポーツパフォーマンス -メカニズムと予防・ 対処-』
田中 美吏 先生(武庫川女子大学 健康・スポーツ科学部 講師)
『高校陸上部に対する障害予防 -活動報告-』
瓜生 玲子 先生(関西メディカル病院 リハビリテーション科)
『投球障害肘について -肘関節内側障害の国内外での近年の知見-』
大西 寛之 先生(関西メディカル病院 リハビリテーション科)
『鏡視下Bankart修復術後の屈曲可動域獲得に難渋した症例』(研修生報告)
田中 彩乃 先生(行岡病院 リハビリテーション科)
2018年第1回アスリートケア講習会を開催しました | アスリートケア (athlete-care.jp)
第2回講習会
『スポーツ栄養学とパフォーマンス』
坂元 美子 先生(神戸女子大学 健康福祉学部 健康スポーツ栄養学科 准教授)
『野球選手に対する熱中症対策』
芳田 哲也 先生(京都工芸繊維大学 基盤科学系 教授)
6月講習会を開催しました | アスリートケア (athlete-care.jp)
2017年
第1回講習会
『教育現場での理学療法介入 ~様々な運動部活動支援に必要な知識と技術~』
福本 貴彦 先生(畿央大学 健康科学部 理学療法学科)
『投球フォームのポジション特性と障害予防について ~高校野球部サポートを通じて~』堀口 幸二 先生(長浜赤十字病院 リハビリテーションン科 スポーツリハビリテーション係長)
『大学サッカーチームにおける足部スポーツ傷害の発生について』
藤高 紘平 先生(貴島病院本院付属クリニック)
2017年第1回アスリートケア講習会が開催されました | アスリートケア (athlete-care.jp)
第2回講習会
『超音波エコーを用いた運動器疾患に対する評価と治療』
工藤 慎太郎 先生(森ノ宮医療大学 保健医療学部 理学療法学科 講師)
『ラグビー選手における反復性肩脱臼術後のタックル指導効果』
井上 泰博 先生(行岡病院 リハビリテーション部 理学療法科)
『ACL再建術後における跳躍動作と足関節底屈筋筋力の関係』
森岡 銀平 先生(行岡病院 リハビリテーション部 理学療法科)
『アスリートケア研修システム -膝関節疾患に対する関節可動域の獲得と荷重下の痛みに対するアプローチを中心に-』
椎木 孝幸 先生(行岡病院 リハビリテーション部 統括科長)
2017年第2回アスリートケア講習会が開催されました | アスリートケア (athlete-care.jp)
2016年
第1回講習会
『変形性膝関節症~保存から手術後の理学療法アプローチ~』
山本 昌樹 先生(大久保病院 明石スポーツ整形・関節外科センター センター長補佐 兼 リハビリテーション科顧問)
『高校クラブ活動支援事業の紹介と報告(事例検討含む)』
野谷 優 先生、瀬川 栄一 先生、里田 由美子
『変形性膝関節症の理学療法におけるシステマティックレビュー』
太田 善行 先生(大阪医科大学附属病院 リハビリテーション科)
第1回アスリートケア講習会(旧称いつべん)が開催されました | アスリートケア (athlete-care.jp)
第2回講習会
『運動機能障害理学療法の近年的動向とアナトミートレインの基本概念』
板場 英行 先生(のぞみ整形外科クリニック セラピスト部学術顧問)
『体操選手の特異なトレーニング』
谷 一郎 先生(マック体操クラブ)
ペトレンコ・セルギィ先生(マック体操クラブ)
第2回アスケア講習会を開催しました(6月18日) | アスリートケア (athlete-care.jp)
研修会
2022年
第3回 日本運動器理学療法超音波フォーラムの開催に伴い研修会は開催せず
(ただし、本法人として第3回 日本運動器理学療法超音波フォーラムを後援)
2021年
『スポーツ現場の熱中症と予防対策』
島崎 淳也 先生 (大阪大学医学部附属病院 高度救命救急センター)
『スポーツ現場の頭頚部外傷と対応』
中村 洋平 先生 (大阪大学医学部附属病院 高度救命救急センター)
『高校野球における脳震盪』(事例紹介)
小柳 磨毅 先生(大阪電気通信大学 医療健康科学部 理学療法学科 教授)
『2020年甲子園高校野球交流試合における熱中症と対策』
今高 康詞 先生(行岡病院リハビリテーション部)
2020年
『肩関節のバイオメカニクス』
甲斐 義浩 先生 (京都橘大学 健康科学部 理学療法学科 准教授)
『投球障害の予防とパフォーマンス』
亀山 顕太郎 先生(松戸整形外科病院リハビリテーションセンター、スポ.ラボ代表理事)
「2020年 アスリートケア研修会」開催報告 | アスリートケア (athlete-care.jp)
2019年
『体幹・下肢の筋・腱の形態とパフォーマンスとの関係』
伊坂 忠夫 先生(立命館大学スポーツ健康科学部 学部長・教授)
『体幹・下肢のトレーニングについて』
荒木 茂 先生 (石川県立明和特別支援学校 自立活動部,元 日本理学療法士協会理事)
2019年アスリートケア研修会を開催しました | アスリートケア (athlete-care.jp)
2018年
『野球肘の予防』
能勢康史 先生(NPO法人 野球共育塾)
田中正栄 先生(新潟県健康づくり・スポーツ医科学センター)
2018年アスリートケア研修会を開催しました | アスリートケア (athlete-care.jp)
2017年
『ACL損傷予防とパフォーマンス向上は両立させることができるか?』
下河内 洋平 先生 (大阪体育大学 体育学部健康・スポーツマネジメント学科 准教授)
『バイオメカニクスから見た下肢スポーツ外傷』
小笠原 一生 先生 (大阪大学 健康スポーツ科学講座運動制御学 助教)
2017年アスリートケア研修会開催 | アスリートケア (athlete-care.jp)
2016年
『野球選手の障害予防とパフォーマンス向上の両立』
矢内 利政 先生 (早稲田大学スポーツ科学学術院 教授)
坂田 淳 先生 (横浜市スポーツ医科学センターリハビリテーション科)
2016年度アスリートケア研修会が開催されました | アスリートケア (athlete-care.jp)
2015年
『スポーツ整形外科の進歩と今後の展望』
鳥塚 之嘉 先生 (関西労災病院 スポーツ整形外科, 医師)
『スポーツ理学療法の現状と未来』
小柳 磨毅 先生 (大阪電気通信大学 医療福祉工学部 理学療法学科 教授)