甲子園球場における健康支援活動
理学療法士が1994年から、甲子園球場で開催される全国高校野球選手権大会と選抜高等学校野球大会に参加する選手の健康を支援する活動に参加しています。主催者である日本高等学校野球連盟、朝日新聞社、毎日新聞社の依頼のもと、試合前のテーピング、試合中の救急対応、試合後にはアイシングなどを実施しています。
また、近年は重要な課題として、熱中症や感染症の予防対策にも協力しています。
学校における縦断的な支援活動
高校野球部に対する縦断的(継続的)な支援活動は、希望校に対して年間を通じて、障害予防の講義、クーリングダウンをはじめとするコンディショニングの解説と実施、さらに投球フォームの解析などを行っています。また、加盟校に対し、休養日の設定、練習時間、投手の球数設定などについて調査を行い、障害の状況、それに関わる因子について検討も行っています。